寒い季節はお鍋と燗酒で心も体も芯からポカポカに!

日増しに寒さが身にしみるようになってきた11月ですが、これからの季節はやっぱり「燗酒」です!

鍋やおでん、湯豆腐などがおいしい季節、あったかい料理を食べながら相性抜群のあったかい日本酒で心も体も芯から温まりましょう!

◇日本酒の真の飲み方!?

燗酒は古くは江戸時代の儒者、貝原益軒の著書「養生訓」の中で「酒は夏月も温なるべし。腸を助け、気を巡らす。」と説いています。

日本酒は温度を上げることで香りが開き、ふくらみや旨みが引き出されます。

料理との相性も広がり、これからの季節の料理とも相性抜群です。

さらに燗酒は体が温まり、アルコールの吸収が早く、少量でも心地よく酔っていくのでゆったりとした気持ちにさせてくれます。

温度を上げることで色々な表情を見せてくれる燗酒は冬に限らず夏でもお勧めできる飲み方です!

▼燗酒≠熱燗

燗酒というと"熱燗"という言葉をよく聞きますが、温度によって様々な名称があり、味わいも変化していきます。

「日向燗(33度前後)」から「人肌燗(37度前後)」「ぬる燗(40度前後)」「上燗(45度前後)」「熱燗(50度前後)」「飛び切り燗(55度前後)」とあります。

体温に近い「ぬる燗」はまろやかで甘味や旨みがぐっと増し、それ以上からは辛さが出てきてキレも鋭さを増していきます。

温度を上げすぎると味のバランスが崩れてしまいますのでいきなりカンカンに熱したお燗ではなく、まずは体温に近い「ぬる燗」あたりから試してみることをおすすめします!

また、お酒の種類によってベストな温度もあります。


▼燗酒で冴える日本酒

一般的に「純米酒」「熟成酒」「生酛・山廃」といったボディのしっかりとした旨みのある日本酒が燗酒に向いていると言われています。

「純米酒」は米本来の旨味・香りをより深く楽しめます。

「生酛・山廃」は複雑で深みのある酒質と豊かな酸が燗酒にしたときに味が崩れず、より一層味わい深くなると思います。

「熟成酒」はコクや深みのある味わいと燗酒の相性が良く、熟成した旨みを余すところなく引き出してくれます。

吟醸や大吟醸などを燗酒にしてはいけないかというとそうではありません。吟醸系の中にも燗しておいしいお酒もありますのでお試しください!


▼燗のつけ方

お湯を沸かしたところに徳利をお風呂に入れるように湯煎するやり方をはじめ、手軽にできる電子レンジで温めるやり方などあります。

おすすめは当店でも販売している酒燗器を使用したやり方で、4段階に温度を調節できることで温度による味の変化を楽しめます。保温機能もあり2杯目以降も美味しくいただける、店主一押しの優れものです!


◇当店おすすめ燗酒

左から…

◎鯉川 別嬪 (山形県 鯉川酒造)

辛口の純米酒です。燗酒コンテスト2014にて最高金賞受賞し2015でも金賞受賞と折り紙付きのお酒。

お燗することで旨味や深みがより一層増します。

720ml 900円(税別) 1,800ml 1,950円(税別)


◎想天坊 本醸造 熟成燗酒 (新潟県 河忠酒造)

想天坊の季節限定品。

燗酒用に造られた熟成本醸造酒は、まさに"燗で冴える熟成の旨み"

香り控え目で口当たりがよく、熟成による旨味やコクが楽しめます。

1,800ml 1,850円(税別)


◎杉錦 山廃純米 天保十三年 (静岡県 杉井酒造)

山廃で純米酒の辛口タイプ。

天保十三年とは蔵の初代が独立開業した年を意味しています。当時の造りに近い低精米の山廃酒を常温熟成させています。

濃厚な酸味と渋みそして熟成感があり、燗酒との相性抜群と言えます。

720ml 1,000円(税別) 1,800ml 2,000円(税別)


◎楯野川 純米大吟醸 燗酒 (山形県 楯の川酒造)

全量純米大吟醸造りの楯の川酒造からその名の通り純米大吟醸の燗酒専用酒「温めて美味しい純米大吟醸酒」です!

今回、新たに限定出荷の試験醸造シリーズが出ました、シリーズ第一弾の中から燗酒を紹介しました。試験醸造シリーズはこれまでの楯野川と一味違った日本酒が楽しめると思います。

吟醸の燗ってどうなんだろう…という方!ぜひお試しください!

720ml 1,600円(税別) 1,800ml 3,000円(税別)


燗酒は日本酒の本当の美味しさを引き出してくれる飲み方の一つです!是非お試しを!

新潟 長谷川屋

新潟市西蒲区(旧巻町)で店舗を構えている酒屋です。 新潟の地酒を中心に全国の日本酒・焼酎・ワインなどを取り揃えております。

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